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2001/09/29:「出来秋」
 青森も稲の収穫の季節を迎えました。日本海側は平年作だそうですが、ヤマセの強い太平洋側は不作だとか。21世紀になっても、農作物が天候に左右されることに違いはありません。
 青森市内でもご覧のように、収穫時期が早い農家では稲を刈り取り、天日干しをしています。稲の乾燥の仕方にはいろいろあって、高さ2メートルほどの棒を用意し、それに下から順に稲わらを積み上げていく「棒ガケ」、田んぼの面に直接稲を束ねて置いていく「島だて」などが主なやり方です。大型機械で一気に刈り取り、乾燥機で稲を乾燥させるやり方が主流ですが、農家の人たちは天日干しが一番おいしい米の乾燥方法だと経験的に知っています。だから、自分たちが食べる分は、手間がかかっても天日干しをするのです。本当においしいお米を食べたいと思ったら、農家の方に直接お願いするのが一番でしょう。

「棒ガケ」

鳥の食べられないように網をかけています

「島だて」

2001/09/09:「モヤヒルズ」
 
青森市の中心部から車で20〜30分の所に雲谷(「もや」と読みます)というところがあります。冬は青森市民の身近なスキー場として親しまれてきました。最近、大幅に改築が行われ、ごらんのとおり冬以外でも、色々なレクレーションにも活用されるようになりました。整備されたのは喜ばしいことなのでしょうが、あまりにも人工的になりすぎたようにも思われます。もう少し、景観に配慮した手法はとれなかったものでしょうか。今は、コスモスが最盛期で、いろんな花をつけていました。あと数ヶ月もすると、ここは真っ白な雪に覆われることになります。

遠くにハンググライダーが飛んでいます

各施設

遠くに青森市内が遠望できます
コスモス

白のコスモス

ピンクのコスモス

2001/09/07:「コスモス通り」

 青森の8月は、真夏日が1日もなかったそうです。太平洋側の「ヤマセ常習地帯」では、早くも冷害の心配がされています。ここ、青森市はお盆が過ぎたあたりから、逆に暑くなり、昨日も最高気温が25度くらいと「残暑」が厳しいこの頃です。
 しかし、自然の風景は確実に秋色を濃くしていて、近くを流れる川の土手にはご覧のようにコスモスが咲き乱れています。高校生が自転車で通りぬけるたびにコスモスが風に揺らぎます。川面に映る空も、もう秋空です。北国では秋の訪れは、また、冬がすぐ近くまでやってきていることを私たちに教えてくれます。

川縁の「コスモス通り」

ピンク色のコスモス

赤色のコスモス
コスモスと秋空

花1

花2
 

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