じょうもん時代の一番はじめころの土器(約12000〜13000年前)は、底がとんがっていました。これは、土器を地面につきさせるようにくふうしたものです。土器の厚さは、数mmとうすく、しかも非常にかたくやきしまっています。現代では、プロの陶芸家(とうげいか)の人たちでないと作れないくらい、高度な技術で作られています。それだけ、土器を作る技術は、最初から完成されていたといえます。以下に、底のとんがった土器の作り方について図解します。