資料集
第1部 研究報告
●十腰内I式土器とは
成田 滋彦(青森県埋蔵文化財調査センター)
●小牧野遺跡における縄文後期前半の土器編年
児玉 大成(青森市教育委員会)
●戸井貝塚貝層出土の土器について
古屋敷 則雄(東北町教育委員会)
●渡島半島の縄文時代後期前葉
大泰司 統(北海道埋蔵文化財センター)
●道央部の後期初頭の様相
熊谷 隆志(北海道埋蔵文化財センター)
●函館市石倉貝塚の後期について
佐藤 智雄(函館市教育委員会)
●虻田町入江貝塚の後期
角田 隆志(虻田町教育委員会)
●北海道南部の後期前葉の時期区分について
大沼 忠春(北海道教育庁文化課)
記録集
第2部 討論
B5版 資料集139ページ・記録集56ページ 二分冊箱入り
値段 2,000円 送料340円 計2,340円
注文書が届き次第、郵便振り込み用紙を同封して発送いたします。
申し込み先 〒038ー0042
青森県青森市新城天田内T52ー15 青森県埋蔵文化財調査センター気付
平山 明寿
氏名 注文部数 冊
届け先住所 〒
電話番号
今年、有志をつのって海峡土器編年研究会を発足する運びとなりました。
この会を立ち上げようとした理由は、昨今の青森県を中心とした浮かれた縄文観や、わかりやすい考古学という仮面をかぶり一般人をだまし続けているシンポジウムなど、内容を聞けば縦軸とすべき土器編年を完全に無視した内容であり、このまま我々は、沈黙を続けていいのか疑問に思ったからです。
縦軸の土器編年の研究こそ、我々に与えられた使命ではないかと思っています。
いまさら土器・馬鹿じゃねえの土器なんてと、考古学の先端をリードしていると錯覚している考古学者から批判を受けるのは覚悟しております。
昔、縄文文化検討会を立ち上げましたが、会を重ねるたびに内容のレベルが高くなり、会を続ける内に地元研究者がついていけず、置き去りにされた感をもっておりました。
この会は、あくまで地元研究者が発表でき、かつ検討する場とした内容であり、東日本全体とか西日本にまで広げた広域編年は行わないと思っています。
土器とは何かということで、海峡を挟んだ地域の研究者が集まり、じっくり話し合うマニアック的な土器編年にこだわった会にしたいと思っています。
今後、どう進んでいくのか不安ですが、やるべしをスタンスとして進めていきたいと思っており、今後小さな会ではありますがご支援・ご協力をいただければ幸いです。
海峡土器編年研究会
代表 成田 滋彦