第2回目

 私の名前は「たかはしまるみ」です。おちゃめな小学6年生です。今回からこのコーナーを担当することになりました。よろしくね。
 こまきのいせきのほかに、青森県にはまだまだ、有名ないせきがたくさんあります。その中から、シリーズでいくつかをしょうかいしていきたいと思います。

 だい2かいめは、太平洋側に面した八戸市にある丹後平古墳群(たんごたいこふんぐん)をしょうかいします。

八戸市丹後平古墳群 (7〜8世紀のいせき)

 八戸市は青森県南部の中心都市(ちゅうしんとし)で、工業・漁業がさかんなところです。この町の南の小高いところに(八戸インターチェンジ付近)、今から1.300年位前の大きなおはかのあとが24こ発見されました。
 現代は人が死ぬと、火で焼いてお骨だけをおはかにうめますが、当時は死体をそのまま土の中にうめました。そのための長方形のあなと、それをとりかこむ直径およそ5m円形のみぞからなっています。おそらく、みぞの内側は、土でマウンド状におおわれていたと考えられます。
 古墳(こふん)の中には、なくなった人が使っていたと思われる土器、武器、玉などがいっしょにうめられていました。特に、第15号墳からは、朝鮮半島(ちょうせんはんとう)で作られたと考えられる刀の頭の部分が出てきました。全国的にも非常に珍しく、どのようなルートでこの地に運ばれたのか興味のわくところです。
 このお墓にほうむられた人たちは、「えみし」とよばれたこの地方の祖先たちの中心となった人とその家族だったのではないかと思われます。

付近の地図はこちらです。

お墓が発見された時の様子

死体をうめた長方形のあな

刀のえの部分

お墓から出てきた土器など

だい1かいめ 田舎館村垂柳遺跡 (やよいじだい)はこちっだよ。