田舎館村教育委員会は、懸案であった村立埋蔵文化財センター弥生館(田舎館村高樋の道の駅「弥生の里」敷地内)を4月1日から開館しています。案内人は先日、企画・展示等の中心となった弥生館の武田さんに館内を案内していただきましたので、その様子を速報します。
 同センターは弥生時代中期(約2000年前)の高樋2遺跡から発見された水田・水路跡を露出展示する事などを目的に、1998年9月に着工し、1999年9月に完成したものです。その後、展示品の整理作業を終えて、この度、開館にこぎつけたものです。
 建物の総床面積は約1700平方メートルです。目玉の「遺構露出展示室」は、広さが約840平方メートルで、発掘調査で発見された弥生時代の水田・水路跡の表面に特殊なコーティングを施した上、空調設備で温度・湿度を一定に管理しています。一部のエリアは、実際に足を踏み入れて見学が可能で、弥生人と同じ目線で水田を眺めることができます。特殊コーティングを施し、カビなどが生えないような仕様になっているそうですが、実際にはすでに所々に白いカビが見えて、防黴対策の難しさがよくわかります。
 遺構露出展示室の周りには、展示パネルが貼り付けてあり、国内各地の弥生遺跡の特徴を知ることができます。また、回廊の床の一部には強化ガラスが貼り付けてあり、水路跡を上から眺めることができます。
 このほか、展示室には村教育委員会がこれまでの発掘調査で発見した土器などが数多く展示されていて、なかなか圧巻です。
 道の駅には、休日とあって、数多くのお客さんが訪れていましたが、弥生館には殆ど足を延ばしてくれません。まだまだ、宣伝不足なのでしょうが、これからの活動に期待しましょう。連絡先は0172-43-8555です。是非一度、訪れてみて下さい。

センター外観

遺構露出展示室

ガラスごしの水路跡

水田面 のアップ

回廊のパネル展示

遺物展示室
センター位置

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