八戸市博物館 


ご来館のみなさまへ

 八戸地方が歴史にはっきりと姿を見せるのは、南部師行が根城に城を築いた建武元年(1,334年)ごろからです。この意味で、根城は八戸発祥の地であり、昭和16年には「根城跡」の名称で国の史跡に指定されました。
 八戸市博物館はその一角に建設されており、八戸の風土を表現するのにもっともふさわしい場所であるといえるでしょう。
 八戸の風土から生まれ、先人達が守り育ててきた貴重な文化遺産を通じて、豊かな明日を考える場としてお役に立ちたいと思います。

土偶と太刀頭
考古展示室

シカやイノシシを弓矢を使ってつかまえ、海や川の魚介類を捕獲し、木の実を集めて生活していた縄文時代。八戸地方には、長七谷地貝塚や是川遺跡などの多くの遺跡があります。ここでは、縄文時代の豊富な出土品を中心に、「むら」の様子や人びとのくらしぶりがわかるように展示しました。

・先人の知恵
 縄文時代の入江に面した「むら」(長七谷地貝塚)の人びとの漁や狩りの生活。
 死者をまつる人びとの心(薬師前遺跡の甕棺墓)。祈りやまじないをよくた人びと。

・蝦夷の国
 鉄製の道具が使用され、文字も普及していた奈良・平安時代の「むら」(東構)。

・土器の移り変わり
 煮るための器、美しいまつ用の土器。

このほかに、「歴史展示」、「民俗展示」、「無形資料展示」などがあります。


利用案内

所在地:八戸市大字根城字東構35-1(電話0178-44-8111)

開館時間:9:00〜16:00

休館日:月曜日(国民の祝日と重なる場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月27日〜     1月4日)、毎月末日(館内整理日)

入館料:一般200円、高・大学生150円、小・中学生50円

交通:バス・司法センター通り 根城バス停(博物館前)停車


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